2016.06.01 眼精疲労

  • 疲れ目の会社員人間は脳に送られる情報の80%を目から得ているといわれており、体の他の器官に比べて疲れがたまりやすく、現代社会では目の疲れを訴える人は年代を問わず増え続けています。

    目の疲れも体と同様で、休息や睡眠などで回復できるうちはよいのですが、さらに疲れがたまってくると、体全体に悪影響を与えてしまうこともあります。そうなってしまうと日常生活にも支障が出てきます。

    「目が疲れたな」と感じたら、早めに症状を改善するようにしましょう。

  • 主な原因は2つの筋肉の疲れ
     
     
    *瞳を収縮させる 『瞳孔括約筋』 ・・・目に入る光の量を調節する筋肉

    *水晶体の厚さを調節する 『毛様体筋』 ・・・見るものにピントを合わせる筋肉

    目の基本的な構造

    ブルーライトを発する液晶テレビやパソコン、スマートフォンなどの画面を長時間、至近距離で見つめ続けることで、この2つの筋肉が緊張し疲れを感じてしまいます。

    また、普段私たちが1分間にする瞬きの回数はおよそ20回ですが、パソコンなどの画面を見ているときは、瞬きの回数が5分の1程度に減少しています。

    瞬きは涙を分泌してゴミなどを流し、目の表面に必要な酸素や栄養を運んでいます。その他にも、分泌された涙が膜となり目の表面が外気にさらされて傷つかないよう保護する働きもしているので、瞬きの回数が減って涙の量が減ると、目の乾きを感じたりショボショボした感じがしてきます。

    可視光線の中でもっとも強いエネルギーをもつ光『ブルーライト』

  • 予防と対策
     
     
    眼精疲労にならないためには、とにかく目をいたわってあげることです。長時間画面を見る作業が続くときは、1時間に1度は目を閉じてマッサージしたり、目薬をさすなど目に休息を。
    予防と対策

    ★疲れ目に効くツボはココだ!★
    目の周辺や、首から肩の血流を良くするツボをやさしくマッサージ。気持ちがいいと感じる場所を探して円を描くように。
    目のツボ・首のツボ