2016.07.1 汗、かいてますか?

  • 爽やかな汗梅雨が明けると、いよいよ夏本番を迎えます。まさに汗をかく季節です。毎日毎日たくさん汗をかいている人も大勢いるでしょう。建設現場で働く人、日陰のない炎天下でスポーツをする学生たち・・・
    「夏なんだもの、もう毎日汗だくだよ!」そんなあなたは、きっと健康的ないい汗をかいている人ですね。

    「そう言われてみると、あんまり汗をかいてないかも・・・!?」と思い当たるあなたは、今から少し生活を見直して『健康的な汗』をかける夏にしてみませんか。

  • 汗をかかないのは・・・
     
     
    「汗っかき」さんには悩ましいこの季節・・・ 汗をかかないなんて、羨ましい話。とお思いでしょうか!?
    でも、本当は誰もが知っているはずです。「汗はかいたほうがいい」ということ。ただ、できればかきたくない・・・
    特に女性は化粧崩れが気になるし、汗染みやニオイも気になります。だからといって汗をかかない生活を続けていてもいいはずはありません。

    汗をかかない(かけない)人の生活にみられる共通点をチェックしてみましょう。
    汗をかかない人の共通点

  • 汗をかかないと・・・
     
     
    汗には皮膚の表面で蒸発し、その気化熱で体温を下げるという重要な働きがあります。汗をかけないと自律神経やホルモン中枢に影響が及び、熱中症を招くことになります。
    そして他にもさまざまな症状を引き起こします。

    冷え症の女性①低体温、冷え症になる
    汗をかかない生活を続けている人は、汗腺が開かなくなり退化します。そのため身体に熱がこもりやすくなるのですが、生体反応としてはこのような状態は生命に危険を及ぼすため、ふだんから体温が上がりすぎないように基礎代謝を下げ、余分な熱が発生しないようにしてしまうのです。

    ②病気にかかりやすくなる
    基礎代謝が低くなると免疫力も低下してきます。そのため感染症にかかりやすくなったり、体温調節ができないことで自律神経の働きも低下し、肩こり、動悸・息切れ、イライラなどの症状もでてきます。

    ③太りやすくなる
    代謝機能が低下すると、エネルギーが消費されにくくなって脂肪が蓄積されやすくなります。
    また脂肪自体が冷たいため、脂肪が多い人は低体温であることが多く、さらなる悪循環を招きます。

    ④体臭が強くなる
    上手に汗をかけない人は、暑くなってくるとどっと大量に吹き出すように汗をかくのですが、休眠状態の汗腺に詰まっていた酸化した有機物やミネラルが汗と一緒にでてくるため、ベタベタしてニオイを伴います。
    そして冷却効果はあまり期待できないという、良くない汗がでてしまいます。

  • 健康的な汗をかくには・・・
    いい汗をかこう!