2017.6.1 紫外線対策
- 紫外線が体に及ぼす影響は、どれも私たちの老化を促すものばかり。
シミ、シワ、たるみ・・・年齢を重ねるにつれて増えるお肌の悩みにも紫外線の影響が大きく関係しています。その他にも白内障やドライアイの原因になったり、体の免疫力を低下させることもあります。
梅雨に入ると曇りや雨の日が多くなるため紫外線に対する警戒心もゆるくなってしまいがち。うっかり紫外線を浴びてしまうことが多いのは、曇っている日だからと油断して長時間外にいたというケースです。この季節、お肌のエイジングケアのためにもしっかりとUV対策をしましょう!
そもそも目に見えないこの「紫外線」っていったい何なのか?
太陽から地上に届く光のエネルギーの種類は、波長の長い順に赤外線、可視光線、紫外線で、その割合は赤外線が42%、可視光線が52%、紫外線が6%です。
紫外線はさらに紫に近い側からUV-A、UV-B、UV-Cに分けられます。
・地上に届く紫外線の90%以上を占める
・天候に関係なく、常に地表に降り注いでいる
・エネルギーは弱いが、雲やガラス、衣服も透過する
・皮膚も透過して真皮まで達する
・地上に届く紫外線の10%未満
・雲やガラスには遮られやすく、皮膚の深部にもほとんど到達しない
・エネルギーが強く、サンバーン(真っ赤になるような日焼け)や皮膚がんの主原因になる
・紫外線の中ではもっとも有害
・オゾン層に吸収されるため、地上にはほとんど届かない
・人工的に作り出し、医療現場などで殺菌灯として使用されている
太陽紫外線は波長が短く、大気を通過する間にさまざまな分子や雲などに反射・散乱されながら地球に届いています。
そのため、私たちは太陽の方向からだけでなく、さまざまな方向から飛んでくる散乱光に対する防御が必要になってきます。★SPF(Sun Protection Factor)
・・・日焼けを起こす紫外線(UV-B)を防ぐ指標。
SPF1の効果は約20分前後といわれているので、SPF値が高いほど紫外線を防ぐ効果が
高まります。★PA(Protection grade of UVA)
・・・紫外線(UV-A)を防ぐ効果を表し、+の数によって4段階に表示されます。
「++++」は一番効果が高いものです。
2017年6月1日 9:00 AM ishigami