2017.6.15 ブライダルエステ
- 6月といえば「ジューンブライド」。
欧米では6月に結婚式を挙げると一生幸せな結婚生活を送ることができるといわれています。これから人生を共にするパートナーとの結婚式には、今までで一番綺麗な姿で臨みたいですね。さて、ブライダルエステと聞くと、体のシェイプアップやブライダルネイルなどを思い浮かべがちですが、最近では歯科のブライダルエステで、口元も綺麗にして式に臨む方が増えています。
白いウエディングドレスを着た時に口元がくすんでいるとせっかくの笑顔が台無しです。
美しい口元で素敵に笑えるよう、ブライダルに向けてお口のお手入れを始めてはいかがでしょうか?
一言に歯科のブライダルエステといっても、歯の着色や歯垢・歯石を落としたり、歯並びをよくしたりとさまざまな種類があります。
歯科医院によっては「ブライダルエステ」としての審美歯科のコースや割引などを行っているところもありますので、ネットで調べたり、お電話やメールで問い合わせてみて下さい。
いつもの歯磨きでは落としきれないバイオフィルム(細菌のかたまり)や、磨き残しを専門の器具で除去します。
歯と歯の間や表面の汚れも綺麗にクリーニングするので爽快感が得られ、ツルツルピカピカの歯になります。処置はゴムやブラシ製の器具で行いますので痛みもありません。また、磨き終わってからフッ素を塗布しますので、虫歯予防や歯を強くする効果も同時に得ることができます。
また女性の場合、妊娠中は虫歯や歯周病になりやすくなりますので妊婦の方にもお勧めです。
コーヒーやタバコのヤニで歯の着色が気になっている方にお勧めです。歯を削ることなく自分の本来の歯を白くするので、歯磨きで色落ちするなどの心配はありません。歯の表面をクリーニングした後、専用の薬剤を表面に塗り、歯を白くします。
大きく分けると歯医者さんで短時間でできる「オフィスホワイトニング」と、自宅で出来る「ホームホワイトニング」の2種類があります。
妊娠中や授乳中、中度以上の歯周病がある方は一般的に受けられないのでご注意ください。
どうしても矯正の時間がない方には、非常に薄いセラミック素材の付け歯でコーティングするラミネートべニアという方法があります。歯に貼り付けるセラミックの形状や色、厚さなどをシュミレーションし、調節することで、一般的には2回の来院で理想的な歯並びを手に入れられます。
強力な接着剤を使用するので、剥がれることは殆どありませんが、咬み合わせに問題があると剥がれてしまう場合がありますので、事前の咬み合わせの検査が大切です。
隙間の空いた歯や、欠けたり折れてしまった歯などにも使用でき、仕上がりはとても自然です。
結婚式当日を目標に矯正装置をつけ、歯並びを整えます。歯並びの状態にもよりますが、期間は最低でも約3~6ヵ月は必要です。
結婚式当日までに矯正治療の終了が難しい場合には、見た目の悪い部分を中心に矯正し、式が終わった後、再び治療を継続していきます。
もちろん、結婚式当日は矯正装置を外して式に臨んでいただけます。
虫歯や歯並び、歯茎の状態が悪かったりと、お口に問題がある状態では受けられない治療法がありますので、まずは歯医者さんに行ってお口の中をチェックしてもらい、虫歯や歯並び、歯茎の悪い箇所は治療して健康なお口になりましょう。
特に歯並びは矯正するのに時間がかかりますので、なるべく早いうちから歯医者さんに行きましょう。お口の問題を解決して、大切な結婚式当日も心からの笑顔で、パートナーや家族と共に素敵な一日をお過ごしください。
2017年6月15日 9:00 AM ishigami