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あなたは、毎日の歯みがきやお口のケアはどのようにしていますか?
ハブラシでブラッシングしている人、歯間ブラシやフロス、ポイントブラシを併用している人など、一人ひとりブラッシングのルーティーンがあると思います。では、歯みがき剤はどんなものを使用していますか?
泡立ちのよいペースト状の歯みがき剤を使っている人が多いのではないでしょうか。
今号では、すすぐタイプのオーラルケア商品についてご紹介します。むし歯や歯周病は、歯垢に棲みつく細菌が原因です。
口腔内には約700種、歯垢1mgには数億もの細菌が棲んでいるといわれていますから、歯みがきをしていても歯垢を落としきれていなければむし歯や歯周病のリスクは高まります。液体ですすぐタイプなら、歯ブラシでは届かない奥歯の奥や歯と歯の間、歯と歯ぐきのすき間にまで薬液を行き渡らせることができます。
いつもの歯みがきルーティーンに『すすぐ』お口ケアをプラスしてみてはいかがでしょうか? -
液体ハミガキ(デンタルリンス)と洗口液(マウスウォッシュ)は、どちらも液体タイプのオーラルケア商品ですが、使い方や効果などがそれぞれ異なります。
ドラッグストアなどでもよく見かけますが、陳列が隣り合っていたりして区別がつかない人も多いかもしれません。
その名の通り、殺菌消毒の成分が配合された液体の歯みがき剤のことです。液体なので、お口の隅々まで薬液を行き届かせることができます。
ペースト状の歯みがき剤と違い、研磨剤が配合されていないのも特徴です。研磨剤が配合されていないため、ホワイトニング効果は期待できません。
日常的に使用している人が多いのが、こちらの「洗口液(マウスウォッシュ)」ではないでしょうか。
食後口の中に残った食べかすや口臭など、お口の不快感をすすぐだけでスッキリと清潔にすることができます。商品によって配合されている成分は異なりますが、お口の中の細菌数を減らしてくれる効果や、着色予防、口臭予防などの効果があります。
どちらもスッキリとした刺激感が強いアルコールタイプと、低刺激のノンアルコールタイプがあり、ピリピリした辛味が苦手な人にはノンアルコールタイプがおススメです。
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ペースト状の歯みがき剤と同様に歯ブラシを使って歯をみがく時に使用します。
お口に適量(10ml程度)含んだらブクブクすすいで、そのあとていねいにブラッシングをすることで歯みがき効果を得ることができます。発泡剤が入っていないので泡を吐き出す必要もなく、ブラッシング後のうがいも必要ありません。
気になる場合は軽くすすぎましょう。
磨き残し対策として、日常の歯みがき後の仕上げに使いましょう。適量をお口に含んで20~30秒間すすぐだけでOK。
その後、水ですすぐ必要はありません。外出先であったり、体調不良など、場所や状況によって歯みがきができないときでも、時短で手軽にお口の洗浄、殺菌がおこなえるというメリットがあります。
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今私たちは、地震や異常気象による干ばつ・洪水・土砂災害など、いつどこでどんな災害に見舞われるかわかりません。
災害が起こった際の避難生活では、水の確保が困難になることが考えられます。
避難所生活で十分な口腔ケアができないと、口の中の細菌が増殖しさまざまなお口のトラブルにつながります。とくに高齢者では、口の中の細菌が気管に入ることで発症する誤嚥性肺炎の確率も高くなってしまいます。
災害備蓄用として携帯ハブラシと長期保存ができる液体ハミガキを、非常用持出袋に準備しておきましょう。
on 2024年7月12日
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