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赤ちゃんがお母さんのおなかの中にいるときは、胎盤を通して病原体と戦うための「免疫グロブリン」という物質をもらっています。
生まれてすぐも母乳から豊富な免疫物質をもらって、病原体やバイ菌から赤ちゃんは守られています。
でも、お母さんからもらった免疫は生後6ヶ月ほどでなくなってしまいます。そこからは自分の体で自分の身を守る免疫力をつけていかなくてはなりません。新型コロナが5類に引き下げられて2カ月… 子どもたちの間ではさまざまな感染症が拡大傾向にあります。
6月、都内ではヘルパンギーナの流行が警報基準を超え、「流行警報」が出されました。ワクチンのある感染症は、予防接種によって感染を予防したり重症化のリスクを減らすことができますが、生活の中ですべてのウイルスやバイ菌を避けることは困難です。
乳幼児期にはさまざまな感染症にかかります。こうした感染経験をくり返し、子どもは免疫力をつけながら成長していきます。乳幼児が夏にかかりやすい感染症にはどんなものがあるのでしょうか。
夏の感染症(乳幼児編)
on 2023年6月28日
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