-
『サルコペニア』とは、ギリシャ語の「筋肉」を意味する「サルコ(sarx)」と「喪失」を意味する「ペニア(penia)」から作られたことばで、加齢によって筋肉量の減少や筋力の低下がみられる状態のことをいいます。
年齢とともに、私たちは肉体的だけでなく社会的にも精神的にも少しずつ活力が失われていきます。健康な状態から、心身の能力低下とともに介護が必要になっていくまでの段階を『フレイル(虚弱)』といい、超高齢社会の日本において健康寿命をいかに延ばしていくかの重要なキーワードとなっています。
プラークと歯石
-
私たちは朝起きて、1日の始まりには歯を磨きます。毎食後に歯みがきをする人もいると思いますが、なかなか学校やオフィス、外出先の昼食後に歯みがきができない人もいるでしょう。
しかし就寝前には、私たちはやはり歯を磨きます。朝晩1日2回の歯みがき習慣が一般的ですが、あなたは1日に何回歯みがきをしますか? また、1回の歯みがき時間は何分くらいですか?むし歯や歯周病の原因とされるプラーク(歯垢)と歯石がどのようにして蓄積され、私たちの口の中にどんな影響を及ぼすのかを知ることで、ご自身の歯みがき習慣を見直すいい機会になるかもしれません。
夏の北海道へ
9月の終わり、仕事で札幌へ出張。な、なんと20年ぶりの空の旅・・・それもたった一人で。
心細さもありましたが、なんとか無事行ってまいりました!
その時に乗った航空会社(Air Do)の飛行機が、偶然にもポケモンコーティングの機体だったのです!!
左右でペイントのカラーもキャラクターも違っていてとてもかわいかったです。
「匂い・香り」の効果
-
私たちの周りにはさまざまなにおいがあふれています。人間は文明を発達させ文化的な生活を営むことで、他の動物のように本能的な鋭い嗅覚を退化させてしまいました。
しかし現代のストレス社会では「匂い・香り」の刺激による癒しの効果が注目され、アロマテラピー(芳香療法)やアロマコロジー(芳香心理学)として、身近に私たちの心や生活環境に浸透してきています。
更年期障害
-
男女ともに40歳を過ぎた頃から見られる、様々な体調の不良や情緒不安定などの症状をまとめて更年期障害と呼びます。
40歳代以降の男女の性ホルモン分泌量の低下が原因となる自律神経失調症に似た症候群です。
厚生労働省:e-ヘルスネット『更年期障害』より
11月8日は『いい歯の日』
-
『いい歯の日』は、1993年に日本歯科医師会によって、「80歳になっても20本以上自分の歯を保とう」という『8020(ハチマルニイマル)運動』の一環として制定された記念日です。
20本以上の歯があれば、食生活にほぼ満足することができると言われています。
「8020」を達成するには、歯の喪失の2大原因である虫歯と歯周病の予防が極めて重要と言えるでしょう。11月8日の『いい歯の日』には、「ベストスマイル・オブ・ザ・ イヤー」の授賞式もあります。
最も笑顔が輝いている著名人で今年は誰が受賞するのかも楽しみですね!
色のパワー
-
「好きな色は?」と聞かれたら、あなたは何色と答えますか?
国や文化によって心理的に受ける影響は多少異なりますが、空や海など自然で爽やかなイメージを持つ青は、ほぼ世界中で共通してもっとも好まれる色のひとつです。またその日の気分によって、心地よいと感じる色が違うこともあるのではないでしょうか。
それはその時のあなたの心理状態が、その色の持つパワーを求めているからなのかもしれません。
顎関節症
-
食事中にあごがカクカク鳴る、口が大きく開かない、あごが痛むなどの症状はありませんか?
顎関節症は、あごの関節やそれを支える筋肉の緊張・過負担によって引き起こされるさまざまな症状の総称です。およそ2人に1人が経験するありふれた病気で、大半は時間の経過とともに自然に症状がやわらいでいくため、開口障害による食事困難などで医療機関を受診するほど症状が重くなる人は5%程度です。
眠り
-
暦の上では秋ですが、日中は30℃を超える真夏日の地域も多く、まだまだ寝苦しい夜も続いています。
OECD(経済協力開発機構)による調査では、日本人の平均睡眠時間は調査国の中では最下位の
7時間22分だそうです。
また、厚生労働省の国民健康・栄養調査によると日本人の世代別調査では、働き世代である40代の約半数が6時間未満であるという調査結果も。人生の1/3を占めるといわれる睡眠・・・皆さんは毎日よく眠れていますか?
味覚の異常
-
新型コロナウイルス「BA.5」の感染急拡大もピークを迎えている現在、回復後もコロナ後遺症としてさまざまな症状に苦しんでいる人が多くいます。
その後遺症のひとつとして「味覚障害」が挙げられています。今回のお口のテーマでは、そんな『味覚』についてのトラブルやその予防についてご紹介します。
暑さに負けないカラダ
-
早い梅雨明けから1カ月あまり。ジメジメした猛暑の毎日で夏バテを感じている人も多いのではないでしょうか。
暑さで食欲が落ちると、のどごしのいい冷たいそばやそうめんだけといった糖質中心の食事が続いて栄養バランスが崩れがちになったり、冷たいもののとり過ぎで胃腸の機能が低下してしまい、さらに体調不良を招いてしまうことも。また汗をたくさんかく夏は、汗と一緒に体内のビタミンやミネラルが排出されてしまうので、この時期とくに意識して摂取したい栄養素です。
夏に不足しがちな栄養素を中心に、取り入れられそうな食材をバランスよく摂取して、この夏の猛暑も上手に乗り切りましょう!
フッ素の働き
-
フッ素は私たちの身近に自然に存在する元素のひとつで、多くの食品にも含まれる栄養素のひとつです。
このフッ素がむし歯予防に活用されていることは一般的に知られるようになってきましたが、いったいどんな物質で、歯にどのような効果をもたらすのか、悪影響はないのか? 気になっているけれど実際よくわからない、そんな人も多いのではないでしょうか。