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今、私たちは急激に加速するネット社会の中にいます。ここ数年でもネットの利用環境は飛躍的に変化し、スマートフォンやタブレットなどによって、いつでもどこでもオンラインゲームやSNSを利用することが可能になりました。
さらにコロナ禍の現状が学校学習の遠隔授業導入を急速に普及させました。学校から個別に支給された端末を毎日持ち帰って、遠隔授業にも対応しているといったことが公立の小中学校でも当たり前になりました。
スマホやタブレットを持つすべての人にとって、いまや『なくてはならないもの』であるのは間違いないでしょう。そんな現代のネット社会の中で、スマホ世代の若いパパママたちはどんな子育てをしているのでしょうか。
ネットの世界は、現代の子育てにも大きな影響を及ぼしていることがわかってきました。
歯の欠如
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ヒトの歯が全部で何本あるかご存知ですか? 本来、乳歯は20本、永久歯は親知らずを除くと28本生えます。
しかし、歯の形成異常によって生まれつき1~数本、中にはまったく歯が生えてこないことがあります。あなたは上下合わせて何本の歯が生えていますか? 28本生えていますか? 親知らずはどうですか?
脂肪肝
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年に一度の健康診断や人間ドッグなどで行われる血液検査では、さまざまな項目の数値が明らかになります。
この血液検査で肝機能の数値異常から診断される病気のトップは脂肪肝といわれています。食べすぎや飲みすぎ、肥満から起こる脂肪肝は、生活習慣を改善すれば治る比較的軽い病気です。だからといって侮って放っておくのは危険です。
肝機能がさらに低下して、肝炎や肝硬変になる可能性もあるのです。肝臓は自己修復力が高く、多少のことではへこたれない強靭な臓器です。そのため、肝臓の病気にかかってもはっきりとした症状が現れないため注意が必要です。
スポーツ向上と嚙む力
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今月も東京五輪パラリンピックにちなんだテーマとして、スポーツと噛む力の関係についてご紹介します。
大会期間中、テレビ画面の向こう側ではさまざまな競技の選手たちが、素晴らしいパフォーマンスを披露してくれました。応援しながら視聴する私たちも、思わず歯を食いしばったり肩を力ませたりしたシーンが何度もあったのではないでしょうか!?
スポーツによるケガ
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今まさに東京オリンピックの真っ最中で、日本選手によるメダルラッシュに沸いています!
スポーツは老若男女、世代ごと、いろいろなかたちで楽しまれています。部活動やプロの世界、健康維持のためや趣味としてなど。スポーツではどんなに気をつけていてもケガをしてしまうことがあります。使い慣れていない筋肉を急に使ったり、ずーっと同じ動作をくり返したりすることで、痛みが生じることもあります。
スポーツとマウスガード
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4度目となる緊急事態宣言の中、いよいよ東京五輪が開幕します。今大会では33競技、パラリンピックでは22競技が行われます。
多くの会場が無観客となりましたが、この日を目標に日々トレーニングを続けてきた選手たちが見せてくれる最高のパフォーマンスを、私たちは自宅で観戦することができます。格闘技のみならずどんなスポーツにもケガはつきものですが、顎や口腔領域を保護する装置として、マウスガード(スポーツマウスピース、マウスプロテクター)の存在を皆さんはご存知でしょうか?
オリンピック競技をテレビ観戦する際には、どんな競技でマウスガードを着用しているのか、選手の口元にも注目してみると、また違った楽しみ方ができるかもしれません。
食育
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「食育基本法」のなかで「食育」とは、『生きる上での基本であって、知育・徳育・体育の基礎となるものであり、様々な経験を通じて「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得し、健全な食生活を実践することができる人間を育てること』としています。
テイクアウトやデリバリーなど、『新しい生活様式』の「食」も定着しつつあります。「食」を通して、未来を担う子どもたちの健全な「こころ」と「からだ」を育んでいくための『食育』について考えてみたいと思います。
タバコと口腔疾患
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喫煙によって引き起こされる病気といえば、多くの人が真っ先に思い浮かべるのは肺がんでしょう。
でも、タバコは心臓や脳、消化器や口腔内にも影響を与え、さまざまな病気を誘発しその症状を悪化させます。口の中は、身体に侵入するタバコの煙が最初に通過するところです。それが全身を巡って及ぼす健康被害は、目で確認できない他の臓器とは異なり、その異変をすばやく発見できるという特徴もあります。毎年5月31日はWHOが定める『世界禁煙デー』です。厚生労働省では5月31日からの一週間を禁煙週間と定めています。
2021年の禁煙週間のテーマは「たばこの健康影響を知ろう!~新型コロナウイルス感染症とたばこの関係~」でした。新型コロナウイルスの脅威によって、強い気持ちで『禁煙の誓い』を立てた人も多いのではないでしょうか。今号では喫煙による口腔内への影響を知ってもらい、喫煙者・非喫煙者を問わず、全ての人が「タバコの害」について深く考えてもらえればと思います。
汗、かいてますか?
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今年は例年より早い梅雨入りとなり、毎日ジメジメとした日が続いています。マスクの中も蒸れて不快な季節になりました。
まさに汗をかく季節の到来です!でも、新型コロナウイルスによる影響はいまなお続いています。
全国的な外出自粛によって多くの人が汗をかかない(かけない)生活を送っているのではないでしょうか。「そう言われてみると、あんまり汗をかいてないかも・・・!?」と思い当たるあなたは、今から少し生活を見直して『健康的な汗』をかける夏にしてみませんか。
舌のポジション
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リラックスして口を閉じているとき、自分の舌の位置がどうなっているか意識したことはありますか?
「食事をするとき」「会話をするとき」「呼吸をするとき」それぞれの動作をスムーズに行うために、舌の位置や動きはとても重要になってきます。舌には正しい位置があって、舌を正しい位置に保つためには「舌の筋力」が必要です。
舌の筋力は全身のバランスを保ったり、健康で若々しさを保つためにも大きな役割を果たしています。
痛風
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「風が触れても痛い」と表現されるほどの激痛が襲ってくることからついた病名、『痛風』。
かつて日本を訪れた宣教師や外国人医師などによって、明治初期までは「日本にはない病気」として記録されていました。明治以降に日本人も患う病として出現した痛風は、1960年代の高度経済成長期になって急速に増え始め、現在、日本での患者数は約110万人以上と推定され、その予備軍は1,000万人ともいわれています。このコロナ禍での自粛生活による運動量の減少やストレス増加で、発症増加のリスクも懸念されています。
爽やかブレス
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飛沫感染防止のためのマスク着用が日常となりました。マスクのおかげで、会話の相手に対して自分の口臭が気になる、という機会は減ったかもしれません。
そんな安心感からご自身のお口の状態に油断していませんか?外していたマスクをつけ直した際に、マスクのニオイが気になったこと・・・ありませんか?