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男性女性を問わず、服を着替えるようにヘアファッションも楽しむ時代。そんな現代社会では髪の悩みも多様化しています。
パーマやカラーリングをはじめ、紫外線、ホコリ、化学物質などによる外からのダメージと、食生活の乱れや過労、ストレス、睡眠不足など体の内側からも髪に大きなダメージを与えてしまいます。年齢を重ねるとともに、若い頃には気にならなかった髪の状態の変化にも、不安を感じるようになってきます。
身体の健康とともに、日差しが強まるこれからの季節は、髪の健康にもぜひ気をつけてみてください。
災害時の口腔ケア
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2011年3月11日に発生した東日本大震災から、節目となる10年が経ちました。
しかし、先月には10年前の余震といわれる最大震度6強を観測した地震も発生していて、私たちは「コロナ禍での災害」にどのように備えるべきかをあらためて考えさせられました。避難所生活や水不足になっても身体の健康を保つためにはどうしたらよいのか、今の備えをもう一度見直す機会にしてみてください。
花粉症対策
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「花粉症」は誰でも突然発症する可能性があるアレルギー疾患です。樹木や草花の花粉がとぶ季節に、花粉が目や鼻の粘膜に付着することで症状が現れます。日本で花粉症の原因となる植物は約60種類あると報告されていて、その代表的なものはスギです。
体質や食生活、気候の変化などさまざまな原因から発症し、一度発症すると完治が非常に難しい病気です。家族や本人がアレルギー体質であったり、花粉に接する機会の多い人は特に注意が必要です。
唾液の働き
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お口の健康は全身の健康ととても密接に関わっていることが知られるようになってきました。このコロナ禍において、現代人の心や身体やお口の中はいったいどんな状態になってしまっているのでしょうか。
食生活の変化やストレスの影響で、唾液の分泌が十分でなくドライマウスの症状を訴える人が増加しているとも言われています。あなたのお口は大丈夫ですか?いったい唾液にはどんな働きがあり、私たちの健康にどのような影響を与えているのでしょうか。
耳のトラブル
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「耳が遠い」と聞くと高齢者をイメージしてしまうかもしれませんが、今若い世代にも『難聴』などの耳のトラブルが増えているそうです。
リモートワークなど新たな生活様式に対応しなければならないストレスや、ダウンロードやストリーミングなどでスマートフォンでどこでも気軽に視聴できる環境も、世代を問わず耳のトラブルを増加させる要因になっているのかもしれません。
キシリトール
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キシリトールといえば誰もが知っている、ガムやタブレットなどに配合されているむし歯予防効果の高い甘味料ですが、キシリトールがなぜ歯によいのか、どんな効果があるのかご存知でしょうか?
キシリトールは効果的に使用することで高いむし歯予防効果が得られるすぐれもの。特にむし歯リスクの高い(口中の細菌数が多い人、唾液量が少ない)人にはおすすめです。11都府県への緊急事態宣言により、再びリモートワークや外出自粛の生活になり、今までの生活リズムが崩れ、朝晩の歯みがき習慣が不規則になってしまう人もいるかもしれません。
キシリトールを生活に上手に取り入れて、虫歯になりにくい口腔環境を目指しましょう!
目・眼・瞳
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2021年が幕を開けました。今年は外出自粛の新年となり、多くの人は新年を家族とともに静かに迎えているのではないでしょうか。
外ではマスク姿がすっかり定着し、新しい生活様式も浸透しました。私たちは人と会うとき、口元がマスクで隠された相手の表情を目から感じとらなければならなくなり、「目」が伝える印象や感情を、より敏感に捉えられるようなってきているかもしれません。また、私たちは外界から入る情報の80%以上を目から得ているといわれており、眼は感覚器官としての『見る』という重要な役割も担っています。
子どもの歯並び
- 子育て奮闘中のパパママたちは、最初に生えてきた真っ白でちっちゃなわが子の前歯にきっと感激したことでしょう。このまま健やかに成長し、乳歯から永久歯へ、虫歯のない美しい歯並びの、笑顔の素敵な人になってほしいと願っているに違いありません。
でも今、歯並びの悪い子が増えています。その原因は現代の食習慣や生活習慣など、さまざまな「変化」が影響しています。
あなたのお子さんを「歯並びのいい子」に育てるために、今からどんなことができるでしょうか。
セルフメディケーション
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2020年も残すところあと1か月となりました。新型コロナウイルス第3波の脅威が押し寄せる中、再び医療体制のひっ迫が懸念されています。
私たちはこの一年間、感染を防ぐためにさまざまな予防策を行ってきました。
ひとりひとりが日々をいかに健康に過ごすかを積極的に意識し、家族だけでなく、職場や学校など身近で一緒に過ごす人たちへの配慮にも努めてきた1年だったのではないでしょうか。
口内フローラ
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「腸内フローラ」というと、メディアで紹介されるようになって認知度が一気に高まったため、聞いたことがあるという人も多いはず。
口の中にも腸の中と同じように、たくさんの細菌が棲みついています。その数はおよそ700菌種、100億個以上ともいわれていて、それらを「口内フローラ」(医学用語では「口腔フローラ」)と呼んでいます。
便秘の悩み
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「何日も便が出なくておなかが張る」「便が硬くていきんでもなかなか出ない」「残便感がある」などの不快な症状が続く便秘。
口に出す人は少ないものの、女性はとくに便秘で悩んでいる人は多いはず。便秘のタイプは人それぞれ違うけど、主にどんなタイプがあるのか、またタイプ別の効果的な改善方法など、今号では多くの人のお悩み『便秘』について紹介します。
摂食と嚥下(えんげ)
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「ぱくっ、もぐもぐもぐ、ごっくん。」
これは私たちが食事の際に何度も繰り返す、一連の動作を表現したものです。一見簡単に思える動作ですが、じつはとても複雑で、口や舌、のどのさまざまな機能が上手に連携をとりあい成り立っています。普段私たちは、とくに意識することなく食べ物を口へ運び、咀嚼し、飲み込む動作や、言葉を発する「発話」を行なっていますが、脳卒中などの病気の後遺症や加齢が原因でうまくできなくなってしまうことがあります。